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DJミックスのテンポ合わせの件 [DJ / CLUB]
以前のエントリー「WAVとmp3のこと その3」のコメント欄で、木村コウくんのコメントから始まったデジタルDJでのテンポ合わせに関する話、ここにまとめた形で再録しようと思います。
既にコメント欄を読んでいただいた方にとっては重複した内容になってしまうんですが、コメントまでチェックされてない方がほとんどだと思うし、そんな中に埋れたままになってるのは勿体無い話なんで。まずデジタルDJにおける利点を述べたコウくんの話の流れで、以下のようなコメントが出てきました。
CDやPCのようなデジタルデータでDJしてて一番の利点だと思うのは、アナログの様にピッチが揺れない事と、簡単な計算式でピッチがどの位変えればいいか瞬時に判り、その辺の裏技が判るとピッチ合わせの時間がかなり短縮されるのと、そこでピッチを合わせるといつまででも2枚重なってるので、ミックス中にイコライジングやエフェクト操作などがすっごく綺麗に決める事が出来るのがいいですね。
ピッチを0.8の倍数の所で使えば125とか129とかなどの、例えば126.47みたいな少数点以下が無いBPMがぴったりでDJすることができる様になるので、パイオニアのミキサーなどでDJする際に、エフェクターのディレイタイムがすっごく綺麗に合ってくれて気持ちがいいですね。これを具体的に述べたのが以下の部分です。
0.8の倍数でDJ出来るのはBPM125周辺あたりですね。
元の曲のBPMが130を大幅に越えるとちょい変わってきます。
その辺は替えたいBPM x 100で出た数字を元の曲のBPM
で割ってみると完璧な数字が出ます。
例えば元の曲が127でそれを3BPM変えたいなら
300÷127なので2.362..という事でまあ0.8の倍数の2.4の近くです。
って感じで
ボクもこの話、以前にコウくんから聞いていて、なるほどと思い、自分でも計算して検証していました。
コウくんが使っているPCDJソフトでは、曲のリスト共にBPMが表記されていますが、ボクのようなCDJではそれがありません(予め調べて書いておけば別ですが)
なので、ボクが導き出したやり方を書いたのが以下のコメントでした。
ボクの場合の計算の流れはちょっと違う感じです。結果は同じですが。コウくんの計算の仕方はSERATO(もしくはTRAKTOR)でかける曲のBPMがそれぞれリストに表示されてるので、幾つ足せばいいという数字が判ってるのが前提なので。
ボクはCDJで、かけたい曲のBPMがわからない状態なので、とりあえず125BPMの曲を軸に考えて、1BPM足すには100÷125=0.8で+0.8%。
後は8の掛け算で+2BPMなら+1.6%、+3BPMなら+2.4BPMと、ピッチフェーダーの位置をプラスマイナスで0.8、1.6、2.4、3.2、4.0…とコンマ8の倍数の位置に合わせるようにします。で、ボクの今のセットでは128BPMくらいがちょうどいいんですが、128BPMの場合100÷128=0.78となり、+1BPMで+0.78%、+2BPMで+1.56BPMとなるはずなんですが、経験上CDJでプレイする時には125BPMの時同様コンマ8の倍数ピッタリの方がしっくり来ます。
という感じで、どの曲でも最初に大まかに耳で判断してピッチフェーダーを動かし、次いでこの数値に合うように調整し、最終的にはまた耳で判断するって感じです。
前のDJと交代した時点でピッチをコンマ8の倍数に整えちゃえば、後はかなり楽で、必死にモニタリングしなくても延々とエフェクトをゴリゴリかけつつロングミックスしたりとかできちゃいます。
ボクのDJをよく聴いてくれる人なら必ず耳にする、DJM-800のハイパスフィルターでシャキシャキ言わせながら延々とエコーをかけて繋ぎつつ、フィルターで切れていくっていう得意技がホイホイできちゃいます。つまり、125BPM周辺では
1BPM=0.8%
としてピットコントロールすることで手早くテンポ合わせすることが出来て、エフェクトのコントロールや複数枚のミックスといったテクニックに時間を使うことが可能になるということです。
ただし微調整はあくまでも自分の耳で!以上、今まで漠然とミックスしてきたDJの方々の参考になれば。
出典: gpjc
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